三線の絃は、切れた時はもとより、曲によって最適な絃を使うため、取り替えることもままあります。しかしその時、あらためて気づくことはないでしょうか。
「あれ、糸掛けにはどうやって結ぶんだっけ・・」
そう、カラクイへの巻き方は、絃が緩んだ時などに頻繁に巻くので身に付いていることが多いのですが、糸掛けはどうするのでしょうか。
「適当に結んじゃダメなんですか?」というご意見もあるかもしれませんが、適当に結ぶとはずれやすくなったり、見た目が美しくなかったりします(重要)。 以下の解説を見ながら、しっかり絃を結んでまいりましょう!

1. 絃は糸掛けの後ろから通します。
 
2. 通した絃を長い絃の後ろに時計巻きに回します。
 
3. わっかを作ります。
 
4. 長い方をひっぱります。短い方は抜けないよう指で押さえておきます。
 
5. うまい具合に引っ張りました。出来上がりです!
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